梅雨の蒸し暑さが続いていますが、皆さまお元気でいらっしゃいますか?
真夏の太陽が恋しいですね♬
今回は済誠会ビルの横にあるハウスで野菜や花づくりをしている様子をご紹介したいと思います。
①土づくり


園芸の要となる土作りはとても大切です。
農園から黒土を運び入れ土こしを行いました。
野菜や花にはそれぞれ好みの土が必要ですが、品種ごとに土を変えていては、手間も費用もかかります。そこで考えたのが「ベルの基本用土」作りです。
それも専門知識の全くない私が、「ま~こんな感じ?」と、腐葉土、苦土石灰、腐葉土、肥料、もみ殻をいいあんばいにブレンドしたものでした。
②立派に育っています


今年は、ベビーキャロット、スイスチャード、フルティカ(中玉トマト)、イタリアントマト、ラディッシュ、チャイブ、ミックスレタス、ジャガイモ、百日草、松葉ぼたんの種を5月の上旬に蒔きました。早いものでは3日、遅くても一週間程度でどの野菜も発芽し、順調に育ったものは定植を行いました。残念ながらチャイブは全滅しましたが、ラディッシュとミックスレタスは無事に収穫することができました。お花はまだまだですね~。
③簡易畑を作りました

ハウス内ではプランター栽培が主になっていますが限界があります。
そこで少しのスペースを使って簡易的な畑を作り、そこにジャガイモを植えました。
種芋は、きたあかり、インカのめざめ、メークインの三種類です。安く購入した種芋もありまずが、大概は我が家のキッチンや畑に転がっていた、「おめめ」を出してしまったシワシワの芋を使ったので、「芽が出たらラッキー♪」という思いで植えました。
ご覧ください!ちゃんと葉を実らせています。少しずつではありますが花も咲き始めている状態です。秋の収穫が楽しみですね。
ちなみに、インカのめざめは、まだ目覚めていません。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
④いただきま~す

フレッシュなとれたて野菜を6月の親睦会で食しました。
ほとんど農薬を使わずに育てたので、虫さんたちにいっぱい食べられていましたが、ラディッシュ、スイスチャード、ミックスレタスに、ベルならではのラスクで作ったクルトンをまぶしていただきました。とっても美味しかったですよ!
⑤ひとりごと
ベル・クオーレでは「食品加工」「農園作業」「清掃作業」を三本柱に、「手工芸」「販売・接客」「環境整備」と様々な作業を行っています。
その中で園芸作業は、どちらかというと生産・販売という意味合いを持たないのんびりとした作業ですので、今年から「園芸倶楽部」と命名し、一人のメンバー様に「私と一緒に園芸倶楽部やらない?普段の作業みたいにいろんな作業に配置されるんじゃなく、Tさんは専属で園芸をやるの。それでTさん隊長やってくれないかな~。」と声をかけました。
「は~何それ?」「園芸倶楽部?」「なにやるの~。」と初めは全く乗り気ではありませんでしたが、何度か声をかけていくうちにやる気が芽生え、次第に「今日水やりするの?」「土日の水やりどうするの?」とちゃんと園芸倶楽部に気持ちを運んでくれるようになりました。もちろん園芸作業は私とTさんだけの作業ではないので、他メンバー様やスタッフの協力のもと野菜や花を育てています。
園芸倶楽部はたとえ作業の振り分けで「園芸作業」がなくても水やりや苗の観察をおこなわなければなりませんが、Tさんは朝の短時間でほぼ毎日お世話をしてくれています。
6月29日の親睦会では、急遽サラダバーを提供することになり、Tさんと二人で収穫を行いました。「自分が育てた野菜を今日はやっと食べられるね。」と声をかけましたが、「野菜嫌いだし・・・。」と素っ気ない返答でした。
しかし、昼食時にサラダを取り分けていると静かに私の隣に寄ってきたので、「食べてみる?」と声をかけると、「う~ん・・・。」と返事をしてくれました。
内心「やった~!嬉しい(●´∀`*●)ノ」と思いましたが、そこは平常心を装い、「どうぞ!」とTさんの分も取り分けてあげました。すぐにでも味の感想を聞きたい気持ちをおさえ、食後しばらくしてから「どうだった?」と聞いてみました。
Tさんは、「うん」と一言。でも、「うん」イコール「おいしい」と私は勝手に判断しニンマリしてしまいました。
園芸作業は手間や苦労も多いですが、心と体を健やかにする良い機会だと思います。
たとえTさんのように野菜嫌いであっても、自分で育てた野菜を食すという機会はなかなかありません。普通なら嫌いなものは食べませんからね。
きっとTさんにとって今回のサラダの味はひとしおだったと思います。
とってもシャイなTさんとの園芸倶楽部はまだまだ続きます。こうご期待♫
- 最後に・・・
働きたいけど、どうすればいいのかわからない。
事業所の雰囲気がわからなくて、電話できない。
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それでは次回をお楽しみに(。◕ ∀ ◕。) ゞ